世界には星の数ほど才能があり、彼らを見つけ出すためのオーディションもまたたくさんあります。
その中でも超有名な番組が、アメリカズ・ゴットタレント(AGT)とブリテンズ・ゴットタレント(BGT)の2つでしょう。
歌やダンス、マジックやお笑い芸などさまざまなジャンルのパフォーマーが出場する一方で、彼らに質問をしてそのキャラクターを明らかにし、演技を審査して講評(コメント)を与え、番組を盛り上げる審査員たちも大活躍しています。
どんな立場のどんな経験をつんだ人が、あの席で審査をしているのでしょうか?
若い頃からダンスも洋楽も大好きで、アクロバットパフォーマンスにも長く携わった管理人が、各審査員の経歴やキャラクター、資産やプライベートなどを調査し、整理整頓してお伝えします!

この記事ではAGTの審査員ハイディについてまとめてみました!
ハイディの経歴は?AGTの審査員はいつから?
ハイディはAGT予選の審査員席で、右から3番目の席に座っています。
サイモン→ソフィア→ハイディの順ですね。
フルネームはハイディ・クルムです。
ハイディは1973年6月1日、ドイツのケルン近郊の小都市ベルギッシュ・グラートバッハで生まれました。
彼女のキャリアは、若い女性誌『ペトラ』が主催したモデル・コンペティションに、思いつきで写真を応募したことがスタートです。

ペトラで優勝したハイディは、ドイツのモデル・エージェンシー「メトロポリタン」と契約、ヨーロッパで数年間モデルとして活躍し、大成功を収めました。
その後アメリカへ渡り「ヴィクトリアズ・シークレット」と契約してモデル活動を続けます。
そして1998年、『スポーツ・イラストレイテッド誌』が毎年発行する表紙を飾り、世界のトップモデルの仲間入りを果たしました。
それと同時にサンダル・ジュエリー・香水など、彼女自身のシグネチャーラインを含む商品によるビジネスも始めています。
映画にも少しずつ出ているようで、2004年にはイギリスの名優・故ピーターセラーズの伝記映画で、スイスの女優ウルスラ・アンドレス役でカメオ出演しました。
しかし物語を動かすような大きな役はほぼなく、ハイディはトップモデルである彼女自身という役柄でカメオ出演しているパターンが多いようです。
以下にそのリストの一部を挙げますので、みなさんも確認してみてくださいね!

2001『ズーランダー』
2006 『プラダを着た悪魔』
2007 『ハウ・アイ・メット・ユア・マザー』
2010 『デスパレートな妻たち』
また2004年には書籍 『ハイディ・クルムのボディ・オブ・ナレッジ:人生のランウェイでテイクオフするためのモデル行動8ヶ条』を出版しています。

さらに2006年11月には初のシングルをリリース。
CMのために書き下ろされた「Wonderland」というタイトルのクリスマスソングで、ドイツのシングルチャートでは13位を記録しています。
しかし、ハイディの本業である「モデル」に次ぐ大きなキャリアを挙げるとすれば、それはTV番組の「プロデューサー」や「司会・審査員」なのかもしれません。
これらのキャリアはひとつひとつの息が長く、ハイディの存在感を十分に示しているようです。
2004年~2017 年『プロジェクト・ランウェイ』 司会・審査員
2006年~ 『ジャーマンズ・ネクスト・トップモデル』 司会・審査員
2019 年『クィーン・オブ・ドラッグス』 審査員
『プロジェクト・ランウェイ』はデザイナーたちが勝ち抜き戦を行う、アメリカのケーブルテレビBravoの番組です。

この番組は「プライムタイム・エミー賞(プライムタイムに放送されるバラエティー番組やリアリティー番組に対して贈られる賞)」に2005年以来、毎年のように作品賞にノミネートされる人気番組です。
ハイディはここで『プロジェクト・ランウェイ』を通して「優秀司会者賞」にも2008年~2010年、2013年~2018年と連続でノミネートされています。
また「PGA(プロデューサーズ・ギルド・オブ・アメリカ;全米製作者組合)アワード」では、やはり『プロジェクト・ランウェイ』を通して2007年から2016年まで連続でリアリティー番組の「優秀プロデューサー賞」にノミネートされています。
AGTの審査員は2008年から務めていますが、2018年で一旦降板したものの2020年から復帰、現在まで続いている「レギュラー」の審査員です。
・・・こうして見ますとハイディは、単なる「スーパーモデル」としてAGTに呼ばれたのではなく、リアリティ番組の「プロデューサー」「司会者」「審査員」のキャリアを買われて来たのだということなんですね!・・・納得しました。
ハイディの資産やプライベートは?
ハイディの身長は176cm、瞳の色はヘーゼルです。髪の色はブロンドですが、実際はややブラウンだそうです。ニックネームの「ザ・ボディ」は、ハイディの完璧なプロポーションに由来するとか。
・・・ちなみに美しいプロポーションを維持する秘訣は「子どもたちと木登りすること」と本人が語っていたそうです(笑)。
彼女の両脚には約2億5000万円の保険がかけられていることで有名ですが、その内訳は左脚に約1億1500万円、右脚には約1億3800万円と「差」があるんですね。
これはハイディが幼い頃、ガラスに突っ込んでしまって左脚に傷があるためなのだそうです。

ちなみにその傷は現在、タンニングスプレーをいっぱい吹きかけて隠しているとのこと。
さてハイディの2023年の推定総資産 は2億ドル、日本円で約280億円となっています。年収は2000万~3000万ドルということですから、28億~42億円くらいということになりますね。

・・・誤差の範囲が「14億円」っていうところにもセレブらしさが出ている、といいますか(汗)
スーパーモデルであるハイディは、もちろん数々の人気投票で「Top100」の中にランキングされてきました。
2001年:ピープル誌の「最も美しい50人」に選出。
2004年:FHM誌の「最も魅力的な女性トップ100 2004」で9位に選出。
2005年:マキシム誌のホット100で57位に選出。
2005年:FHM誌の特別付録「世界で最も魅力的な女性100人2005」で25位に選出。
2006年:FHM誌「世界で最も魅力的な女性100人2006」の41位に選出。
2008年:マキシム誌ホット100で33位に選出。
2008年:スペイン版『DT』誌で「世界で最も魅力的な女性」第10位にランクイン。

・・・まあ「完璧」と表現されるプロポーションにブロンドで、しかもあの美貌ですから、Top100にランクインしない方がおかしいでしょう。
ちなみにハイディ・クルムの名前を冠したバラがあるのはご存じでしょうか?
1999年にドイツで作出され、2006年に正式に「ハイディ・クルム・ローズ」と命名されています。
ハイディ・クルム・ローズはほんの少し紫がかった濃いピンク色の中輪で、花弁の数は1輪に90枚程度と多く、強い香りが特徴です。
・・・私たちの知るハイディとイメージが重なるでしょうか?
ところで、これまで紹介してきた絢爛たるキャリア・受賞歴・人気投票に負けず劣らず、結婚歴もなかなかカラフルです。

1997年:ヘアスタイリストのリック・ピピーノと結婚2002年:リックと離婚
2003年:イタリアの実業家フラビオ・ブリアトーレと交際
2004年:フラビオとの破局後に、長女レニが誕生
2005年:歌手のシールと結婚
同年:長男ヘンリーが誕生
2006年:次男ヨハンが誕生
2009年:次女ルーが誕生
2012年:シールと離婚申請、2014年に離婚成立
2019年:ドイツ人のミュージシャン、トム・カウリッツと結婚
男性パートナーは4人とちょっと落ち着きがないように思えますが、子ども4人はすべて自分の手元で育てているようです。
これは見方を変えれば「ハイディの周囲には小さな『母系制社会』が築かれている」と言うべきなのかもしれません(汗)。
・・・経済的な問題はまったくないでしょうが、周囲の人々、とくに子どもたちに理解を得ていくのは大変なことではないかと思います。
でも幸いなことに、長女のレニは2020年にモデルデビューし、ハイディと一緒にVogue紙の表紙を飾っています。
・・・将来が楽しみですね!
さて、ここまでちょっと落ち着きのないビジネス以外のハイディですが、慈善活動もしっかり行っているんですね。

2011年4月30日、ハイディはロサンゼルスでコミュニティ啓蒙活動の一環として、資金集めのための5キロウォーク「ウォーク・フォー・キッズ」を先導しました。
また2014年5月、ハイディは自身のチャリティ活動、特にハリケーン「サンディ」後の赤十字への寄付に対して、アメリカ赤十字のクリスタル・クロス賞を受賞しています。
・・・こういった慈善活動は「財力があり」「顔が売れていて」「社会的な信頼もある」彼らこそが適任者なのでしょうから、どんどん活躍してほしいですね!
ハイディのゴットタレントでのキャラクタは?
ハイディは他の番組でも司会や審査員をこなしていますので、AGTでもスムーズに進行やコメントができるベテランです。
もちろん舞台に上がって「実験台」にもなりますし、積極的な出場者の要求にもたじろぐことなく応え、気後れするような場面はほとんどないような気がします。
気後れしないどころか、ハイディは「自分の価値」をポジティブなものとしてしっかり理解しており、他の審査員よりもむしろ積極的に出場者にアプローチして、サービス精神の旺盛な面を見せます。
2023年、フィリピンからの出場者ローランド・アバンテスの予選では、自分が夢見ていたAGTの大舞台に立って涙目になるローランドに、ハイディは「先にハグしようか?」と申し出ていましたね。

ローランドはもちろんこれを快諾し、スーパーモデルとのハグをゲット!・・・ハグされたときにようやく余裕ができ、手を振って観客席に応えています。

ハウイの「今日一番の大物を釣り上げたな!」というコメントに、笑顔で拳を突きあげたローランドにはマジで笑えました!
自分の価値をポジティブに利用して出場者の緊張をほぐすハイディの大胆な発想は、司会者としての経験があったからこそなのかもしれませんが、ちょっと驚きますよね。
ポジティブといえば・・・以前のハロウィーンパーティー仮装で、ハイディは「人体模型」や「巨大ミミズ」に仮装したことがありました。
目と口だけが申し訳程度に見えているだけで、全体としてはSFホラー映画でも通用しそうなクオリティの高い「キモさ」だったのですが、誰が予想したでしょうか?
・・・無邪気といえば無邪気ですが、とてもスーパーモデルのやることとは思えません(汗)。
自分によほど自信がなければここまで自分のイメージを崩せませんし、また自分の価値をわかっていなければ、このキモい仮装で生まれる「ギャップ」の面白さを予測することはできません。
・・・ハイディのセルフイメージが、ポジティブで揺るぎないことがよくわかるエピソードですね!
コメントや進行をソツなくこなすハイディですが、ポジティブで大胆で無邪気、よい意味で周囲を驚かすパーソナリティがありそうです。
ハイディの活躍に、今後もいっそう期待しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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